【ダイヤモンド相場】クリミア問題がダイヤモンド価格に与える影響【心配】
【国際情勢】
このところクリミア半島をめぐったウクライナ情勢が国際ニュースの中心話題となっております。ロシア、EU、アメリカがそれぞれの思惑で関与した結果、余談を許さぬ緊張状態となってしまいました。ダイヤモンドに関していえば、話題の中心であるクリミアよりもロシアの動向が気になるところです。
ロシアのダイヤモンドは世界的な資源会社であるALROSAとダイヤモンドの鉱山であるミール鉱山(サハ共和国)が有名です。ALROSAの年次報告書によりますと、2013年度に約3千7百万カラット(金額として約2,600億円)を産出し、これは世界全体の産出量1億3千万カラットの25%相当になります。
クリミア問題の解決が長引いたり、逆に軍事衝突などに発展する場合、ロシア産のダイヤモンドの供給や流通に少なからず影響を与え市場価格の上昇につながると推測できます。2014年4月からは消費税が8%になり、ダイヤモンドの小売価格は3%上昇するためるため、これ以上の価格上昇は好ましくありませんね。
【ダイヤモンドインデックス - Diamond index -】
本日のダイヤモンド相場指数をお送りします。
[ダイヤモンド相場表 0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]
※ ダイヤモンド取引所価格指数は世界中のダイヤモンド市場から40,000個以上のダイヤモンドデータを取得しカラット、カラー、クラリティごとに平均を算出したものです。日本で唯一、ダイヤモンドブースだけがダイヤモンドの市場相場を公開しています。
※ 円換算に使用する為替は90日平均価格で、これは3ヶ月に一度見直しをします。2013年12月19日現在でUSDJPYの90日平均は99.41円です。なおこの金額はあくまでも取引所価格指数を円貨で算出するためのもので、当サイトの商品価格を束縛するものではありません。
【為替】
USDJPY = 101.64 (15:00)
【Israel Diamond Industry】
IDEX Online Index = 132.49
【祝祭日/イベント】
● 3/17 ホーリー(インド)
● 3/21 人権の日(南アフリカ)
● 3/21 春分の日(日本)
○ 3/13~3/17 国際ジュエリーショー(UAE:アブダビ)
○ 3/20~3/23 第38回イスタンブールジュエリー(トルコ:イスタンブール)
○ 3/17~3/31 バーゼルワールドデイツ 2014(スイス:バーゼル)
【過去のニュース】
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