ダイヤモンドが資産であるという2つの見方 ~ピンクダイヤを眺めながら~
ダイヤモンドは資産となるかどうかについては意見がいろいろあるようです。1カラットないとダメとか、3カラット以上は必要とか。希少価値の高い特別なダイヤモンドでなければならないとか。(下の動画は昨日撮影してきた0.8カラットのピンクダイヤです)
このように希少性を資産の要件とする考え方も正しいのですが、それだけではコモディティとして標準化されたものが資産となりうることを説明できません。当たり前の話ですが、お金だって資産ですし、株だって資産ですし、コーヒー豆だって資産なのです。ありふれていますよね。
今挙げた資産に希少性はありませんが、その代わり成熟した取引市場があります。つまり流動性です。売りたいときに売れる「売りやすさ」のことです。これを成し得ているのが、希少性とは逆に「標準化」であり「一般化」なのです。
ダイヤモンドの場合、世界で一つしかないタイプがある一方、同じグレードが無数にあるタイプがあります。ようするに私達が目にする普通のダイヤモンドですが、これこそ「標準化」と「流動性」という意味での資産になるのです。
現在、ダイヤモンドの市場は販売と買取が分離しているため価格差も大きく、価格情報も不明瞭で、コストもかかっています。しかし、商品としてのダイヤモンドは鑑定機関によるグレーディングによって標準化が進んでおり、資産としての道を着実に歩んでいると思われます。
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【ダイヤモンド相場表】 [0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]
【為替】
USDJPY = 106.09 (三菱東京UFJ銀行 TTS 10:00現在)
[http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html]
【Israel Diamond Industry】
IDEX Online Index = 133.95
[http://www.israelidiamond.co.il/english/index.aspx]
【祝祭日/イベント】
● 9/1(月) 労働者の日(アメリカ)
● 9/8(月) 中秋節(中国)
● 9/15(月) 敬老の日(日本)
● 9/23(火) 秋分の日(日本)
● 9/24(水)~26(金) ロシュ・ハシャナ(イスラエル)
● 9/29(月) 女王誕生日(オーストラリア)
◯ 9/1(月)~9/2(火):国際ジュエリーロンドン(イギリス)
◯ 9/11(木)~9/14(日):深セン国際ジュエリーフェア(中国)
◯ 9/15(月)~9/21(日):香港ジュエリー&宝石フェア2014(中国)
◯ 9/21(日)~9/23(火):デリージュエリー&宝石フェア(インド)
◯ 9/23(火)~9/27(土):中東時計&ジュエリーショー(シャルジャUAE)