為替相場の上昇でダイヤモンド価格も上昇中

 このところ急激に為替相場が動いております。下記のチャートはYahoo ファイナンスより引用していますが、移動平均線を大きく超えているのが分かります。

チャート画像

 為替の変動要因はいろいろありますが、今回はその要因の一つである「金利差」が影響していると見られています。金利差とはある通貨の金利と別の通貨の金利が異なることを意味し、金利の低い方から高い方に資金が動こうとする傾向があります。例えば、日本円は低金利が続いておりますが、新興国などは金利が高いため、より多くの利払いを得ようと新興国の通貨を得るということです。

 さて、アメリカドルですが、アメリカの金融当局はリーマンショック以降日本と同じように低金利政策を取ってきました(下図は外為どっとコムより引用)。このところ景気が回復してきたため、徐々に金利を上げていくと見られています。結果として、ドルの金利と円の金利が開くことで、より多くドルを購入する動機付けになっているのです。

米国政策金利の推移

 為替の動向はダイヤモンドの価格にダイレクトに響いてきますので、引き続き注目して参りましょう。

 ※ダイヤモンド相場に関する質問は画面右下の「チャットコーナー」からお気軽にお寄せください。

 

【ダイヤモンド相場表】 [0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]

 

【為替】

 USDJPY = 107.03 (三菱東京UFJ銀行 TTS 10:00現在)
 [http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html]

【Israel Diamond Industry】

 IDEX Online Index = 133.7
 [http://www.israelidiamond.co.il/english/index.aspx]

【祝祭日/イベント】

 ● 9/1(月) 労働者の日(アメリカ)
 ● 9/8(月) 中秋節(中国)
 ● 9/15(月) 敬老の日(日本)
 ● 9/23(火) 秋分の日(日本)
 ● 9/24(水)~26(金) ロシュ・ハシャナ(イスラエル)
 ● 9/29(月) 女王誕生日(オーストラリア)

 ◯ 9/1(月)~9/2(火):国際ジュエリーロンドン(イギリス)
 ◯ 9/11(木)~9/14(日):深セン国際ジュエリーフェア(中国)
 ◯ 9/15(月)~9/21(日):香港ジュエリー&宝石フェア2014(中国)
 ◯ 9/21(日)~9/23(火):デリージュエリー&宝石フェア(インド)
 ◯ 9/23(火)~9/27(土):中東時計&ジュエリーショー(シャルジャUAE)

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