ダイヤモンドはドル決済されていますのでドル相場は重要です
ダイヤモンドの国内相場に影響を与える為替相場ですが、このところ急激な円安ドル高となり、今年の２月から８月まで長期間102円台であったものが現在108円台中盤にまで上昇しております。これは、リーマンショック以降低金利に抑えてきたアメリカの金融政策がいよいよ利上げに向かうという市場参加者の思惑によります。（下のチャートYahoo Financeより引用しています）
今月の16日、17日に開催されたアメリカ連邦公開市場委員会（FOMC）を受けて、市場関係者はフェデラルファンドレートの上昇タイミングを各々予測していますが、「上がる」というコンセンサスはできておりドルの購入に拍車がかかったもようです。連邦準備制度理事会のジャネット・イェレン議長によるFOMC後の記者発表は下記になります。
FOMC: Press Conference on September 17, 2014
http://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomcpresconf20140917.htm
為替相場の影響はダイヤモンドの国内価格にも影響をしますので、ダイヤモンドの買取価格はますます上昇すると思われます。この1ヶ月で上昇した5%程度の為替分が買取価格に上乗せされてもおかしくはありません。ダイヤモンドを売ろうとしている人は、1ヶ月前の価格との比較をしてみるのも面白いと思います。
※ダイヤモンド相場に関する質問は画面右下の「チャットコーナー」からお気軽にお寄せください。
【ダイヤモンド相場表】 [0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]
【為替】
USDJPY = 109.50 (三菱東京UFJ銀行 TTS 10:00現在)
[http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html]
【Israel Diamond Industry】
IDEX Online Index = 133.06
[http://www.israelidiamond.co.il/english/index.aspx]
【祝祭日／イベント】
● 9/1（月） 労働者の日（アメリカ）
● 9/8（月） 中秋節（中国）
● 9/15（月） 敬老の日（日本）
● 9/23（火） 秋分の日（日本）
● 9/24（水）～26（金） ロシュ・ハシャナ（イスラエル）
● 9/29（月） 女王誕生日（オーストラリア）
◯ 9/1（月）～9/2（火）：国際ジュエリーロンドン（イギリス）
◯ 9/11（木）～9/14（日）：深セン国際ジュエリーフェア（中国）
◯ 9/15（月）～9/21（日）：香港ジュエリー＆宝石フェア2014（中国）
◯ 9/21（日）～9/23（火）：デリージュエリー＆宝石フェア（インド）
◯ 9/23（火）～9/27（土）：中東時計＆ジュエリーショー（シャルジャUAE）
