【ダイヤモンド相場】中間グレードでも価格上昇の動き【週間レポート】
カラーH以上で上昇が始まっています。
同じようにカラーH以上で再度上昇がスタートしています。カラーグレードが高いほうが上昇率は大きいようです。
全体的に上昇を開始しています。Iカラー位下は中期的な上昇傾向のまま、IからEまでは元々わずかに下落傾向であったため元にも戻ったという様子です。カラーHとカラーGで価格が逆転していますが、、、まぁ、これは別の理由でしょうか。。。
VS1を見てみると、今まで収束の中心として微妙に下落傾向のあったHが上昇に転じています。周りはそれにつられて上昇開始。Jカラー以下は変わらず上昇中。
VVS2になると全体的に動きはありませんが、Hカラーが目立っていますね。ずっと下がり続けていたものが今週になって急激に上昇しています。上昇傾向のIカラー、Jカラーも上昇傾向は変わりません。
先週までH VS1で5万円前後を中心に収束し、上のグレードは下落、下のグレードは上昇していた中間グレードは中心が上昇に転じ、周りもそれに釣られて上昇している形です。5万5千円から6万円くらいまでがこの動きに連動してます。
では、カラーグレードで見てみましょう。中間グレードのHカラーがこちらです。
VS1とVVS2が急激に上昇しています。
カラーGでもVS1以下が同じように上昇を開始しています。VVS2も多少は上昇の兆候があります。
カラーIは多少混乱が見えますが、全体的には上昇傾向のままです。
どうやら中間グレードは今まで5万円前後で収束するように、上のグレードは下落、下のグレードは上昇する動きをしていましたが、5万5千円くらいまで上昇の動きに変化しました。
ちなみに最高グレードであるD IFはというと、
変わらずの上昇傾向です。
11月に入ってダイヤモンド市場は新たな段階に入ったのかもしれません。今までは最高グレードの上昇と中間グレードの「二極化」が進んでいました。これからは中高グレードともに上昇する相場かもしれません。 ※ ダイヤモンド取引所価格指数は世界中のダイヤモンド市場から30,000個以上のダイヤモンドデータを取得しカラット、カラー、クラリティごとに平均を算出したものです。日本で唯一、ダイヤモンドブースだけがダイヤモンドの市場相場を公開しています。