【ダイヤモンド相場】 ざっと見渡してみましょう 【週間レポート】
上昇が止まりました!!これは嬉しいですね。次に、カラーEとカラーFを見てみましょう。
どちらもそうなのですが、VVS2を境界として上の世界は悠然と、下の世界は全体的にまとまった動きをしています。次に行きましょう。
カラーGは割りと均等に並んでいます。上の世界下の世界という分かれ目がないような。
カラーHは最近落ち着きを取り戻しましたが、一部のグレードで突発的な動きが起こってきました。今後はどうでしょうか。
カラーIになると中間グレードのVVS1からSI1までがなにやら絡まりあった複雑な動きをしています。
カラーJもカラーIに近い動きですが、DとJは我が道を行くという感じでしょうか。
クラリティも順番に見てみましょう。
まぁ、順当ですね。クラリティの場合はIFからVVSクラスまであまり面白みのある動きはしていません。
クラリティで面白くなるのはVS1からです。カラーEからカラーIまでが第2集団を形成しています。
VS2になるとカラーEからカラーHまでがより密集し、カラーIはちょっと遅れだします。
SIクラスになるとカラーDも含めた先頭集団が出来上がり、カラーI、カラーJが遅れています。
今週はグレードごとに動きを振り返ってみました。同じ0.3カラットでもカラーやクラリティによって動きや位置づけが違っています。取引所価格で一喜一憂する必要はありませんが、購入予定のグレードがどのような動きをし、現在どのような価格水準にあるのかは見ておかれるとよいでしょう。タイミングによっては一つ上のグレードが安かったり、一つ下のグレードが高かったりするのです。年末に向けてこれからもお楽しみください。 ※ ダイヤモンド取引所価格指数は世界中のダイヤモンド市場から30,000個以上のダイヤモンドデータを取得しカラット、カラー、クラリティごとに平均を算出したものです。日本で唯一、ダイヤモンドブースだけがダイヤモンドの市場相場を公開しています。